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■ 「 レコード・コレクターズ 」 誌 ■   「 ジャーナリズムやCD復刻にみる オールディーズ観の歪み 」


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  ( 2014-03-21 )   山下達郎 : TOPページ


  突然ですが、これ。  ↓


レコード・コレクターズ 1


古いです。

約24年前に発売された、レコード・コレクターズ 1989年12月号。


前から欲しかったんですが 先日、ヤフオクで落札することができました。

値段は送料込みで¥180。  安っ! (^^)


でも なぜ これが欲しかったのか? …

理由は簡単、達郎さんが寄稿しているからなんです。


「 ジャーナリズムやCD復刻にみる オールディーズ観の歪み
  
                                     −フィル・スペクターの5枚組CD発売で思ったこと− 」

 
レコード・コレクターズ 2 … といったタイトルで、3ページを使って ビッシリと文章が書かれ
ています。

ところどころ抜粋して紹介してみたいと思います。


「 フィル・スペクターの60年代の作品群が、ボックス・セットに
   なって一挙にCD化される 」

「 日本での発売権は 私のところ(アルファ・ムーン)に持ち込
   まれた 」

「 (いろいろあって発売は遅れたが) このボックス・セットには
   大瀧詠一氏の 究極とも言えるライナー・ノーツが添付される 」



書かれていますように当時、大瀧師匠による 「 スペクター・サウ
ンドを256倍楽しむ方法 」 といったライナーおよび、萩原健太さん
によるアルバム解説が準備され、雑誌には発売予定の広告も
載ったのですが …

発売直前になり 米・ABKCOレーベルからの 一方的な発売中止
要請によって、すべてがお蔵入りとなってしまいました。


続いて …


「 日本でスペクター・サウンド(ウォール・オブ・サウンド)といえば、“Be My Baby” の例のリズム
   パターンのことを指すが … 」

「 これは 日本でヒットしたフィレス・レーベルの作品は “Be My Baby” と “Unchained Melody” くらい
   しかなかったことが理由 」


「 フィレスに限らず 50〜60年代のロック・ヒストリーは、日本と英米では相当の開きが出来ている 」

「 ところが日本のジャーナリズムの多くは、そうしたギャップの補完を怠ってきた 」


「 最近の最も端的な例は ロイ・オービソンに関するもの 」

「 日本ではロイ・オービソンが一世を風靡した時代など ないにもかかわらず、英米では “偉大な
   シンガー” と言われているのだからと … 」

「 雑誌のレコード評は とりあえずの陳腐な賛辞で埋められ、ありもしないロック・ヒストリーが捏造
   されている 」



… この後も さらに文章は続いて、日本でのオールディーズCD復刻の際、クオリティの低いものが
多いことに対しても 苦言を呈しています。


現在は復刻CDのクオリティも かなり上がりましたが、確かに当時は ひどいものもたくさんありました。


それよりも、この文章が掲載された当時の達郎さんの年齢、計算してみたら なんと36歳。

すごいですよねー。


私なんか40過ぎてますけど、とてもこんな立派な文章 書けません。  無理。 ( ̄◇ ̄)


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