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■ 歌詞 ■   「 2 」


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  ( 2014-05-02 )   山下達郎 : TOPページ


  数年前、サンデーソングブック恒例の 年忘れ夫婦放談の際、リスナーからのとある質問に対して、
達郎さんとまりやさんの こんなやり取りがありました。


質問 : 「 Ray Of Hope 」 の 「 いのちの最後のひとしずく 」 の歌詞に 「 人生はたった二秒で 何もかも
            変わってしまう 」 とありますが、なぜ2秒という 中途半端な時間を使ったのですか?



達  「 気分、気分。 5秒より2秒のほうがいいだろ。 」

ま  「 でも素朴な疑問で、2秒ってどこからきたのかな? 」

達  「 一瞬だから、ほんとは1秒のほうがいいんだけど。 」

ま  「 “ ♪一秒で〜 ” だと語呂が合わない? 」

達  「 あとは5秒しかないじゃない。 」

ま  「 なるほど。 気分なのね。 」

達  「 気分、気分。 でも5秒よりは2秒だよな。 」

達  「 2秒のほうがイントネーションがきれいじゃない。 」



確かに 「 5 」 は濁音ですから、「 2 」 のほうが イントネーションがきれいですよね。

他にもこれと同じと思われる事例が、達郎さんの作品にはいくつかあります。


・ 俺の空 ( Ray Of Hope ) − 5階のマンションが タケノコみたいに生えてきて 」

・ 好・き・好・き SWEET KISS ! ( Sonorite ) − 0ビットの 真っ赤なパラシュート 」

・                 〃                 (     〃    ) − 「 たぶん僕等 0年たっても どこかの道に座ってる 」

・ 高気圧ガール ( Melodies ) − 000マイル飛び越えて 迎えに来たのさ 」

・ 2000トンの雨 ( Go Ahead ! ) − 000トンの雨が降れば 僕は今日も一人 」


でもこれら、イントネーションがきれいなだけでなく、実は理にかなってるものが多いんです。


「 俺の空 」 の 「 25階のマンション ... 」 は他に 22階、52階、55階も使えますが、52階とか55階とかは
 超高層マンションの部類には入りますので、一般的じゃないです。

22階か25階が適当でしょう。


「 好・き・好・き SWEET KISS ! 」 の 「 20ビット ... 」 。

人間の眼で区別できる色数のほぼ限界は 24ビット(トゥルーカラー)と言われています。

50ビットなんか とんでもないです。


同じく 「 好・き・好・き ... 」 の 「 たぶん僕等 20年たっても ... 」 。

若者の20年後ならまだしも、50年後を想像するのは ちょっとつらい。 (笑)


高気圧ガールの 「 2000マイル ... 」 。

北海道から沖縄、端から端を直線で繋ぐと 1850マイル〜1900マイルくらい(約3000km)ということ
なので …

日本人なら 5000マイルより2000マイルでしょう。 ( ちょっと強引 )


2000トンの雨の 「 2000トンの雨が降れば ... 」 は … これは説明しようがありません。 (^^;;


逆に 「 5 」 を使った作品も、1つあるんですよね。


・ 片想い ( ARTISAN ) − 薄紅色の 月の風の中


薄紅色は桜に代表される、花びらを思わせる色です。 →  薄紅

これは2月じゃダメでしょう。


うん、 さすが 山下達郎。


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