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■ グッズ / コレクション ■   「 ビーチ・ボーイズ : ペット・サウンズ 」 & 「 ロック読本 」


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  ( 2014-08-07 )   山下達郎 : TOPページ


  ビーチ・ボーイズ の超名盤 「 ペット・サウンズ 」 ですが、本国米国と同様に日本でも、形を変え
何度となくリリースされています。

初めてCD化されたのは 1988年でしたが、その後もリマスターされたり、ボーナス・トラックが付け加え
られたり、ステレオ・ミックスが収録されたり、紙ジャケ仕様で発売されたり …

ゴールドCD, HDCD, DVD-Audio, SHM-CD, SACD … とにかくいろいろ形を変えて、何度もリリース
されています。


ペット・サウンズの初CD化は1988年と書きましたが、その初CD化の際には 達郎さん入魂の解説書が
付けられました。

以降リリースのCDにも 何度か改訂され 解説書は付けられています。( 2002年までに発売されたCD
には ほぼ付いているが、必ずではない )


ペット・サウンズ 解説書


・ 「 ペット・サウンズ 」 の背景

・ 「 ペット・サウンズ 」 の音楽的諸要素と技術的諸要素

・ アルバム・ジャケット、その他

・ 曲目解説


といった項目から構成された、非常にボリュームのある解説です。


もしこれから、ペット・サウンズを購入しようと考えている方で …


・ 達郎さんの解説書が一番の目的

・ ステレオ・ミックスなど興味ない


というのであれば、1997年盤が一番いいのではないかと思います。

達郎さんの解説書は最終の改訂版になってますし、ボーナストラックも収録されているし、安いし。


ペット・サウンズ 1997年盤 ( TOCP-3322 )

ペット・サウンズ 1


ちなみに自分が持っているのは、1990年盤と1999年盤の2枚。

1990年盤には 達郎さんの解説書は付いていなくて、代わりに 「 ポール・マッカートニー、ペット・
サウンズを語る 」 といった、ポールへの電話インタビューが掲載されています。

1999年盤には 達郎さんの解説書が付いていて、オリジナルのモノ・ミックスの他に ステレオ・ミックス
が収録されています。

しかし この時収録されたステレオ・ミックスの 「 WOULDN'T IT BE NICE 」 は、一部 マイク・ラブの
ボーカルが抜け落ちていることが判明して、CDは短期間で廃盤になっています。

正直言って自分は、後から作られたステレオ・ミックスには どうにも興味が持てなくて、ステレオ・
ミックスはこれしか持っていません。


ペット・サウンズ 1990年盤 & 1999年盤

ペット・サウンズ 2


話変わりますが、ペット・サウンズ初CD化の翌年(1989年)に発売された、渋谷陽一さん編集の
「 ロック読本 」 という本があります。

この本には その達郎さんのペット・サウンズ解説の “「 ペット・サウンズ 」 の背景” の箇所が、
まるまる掲載されています。


ロック読本     ペット・サウンズの背景


他にも下記のような内容が掲載されています。 興味のある方は。 →  ロック読本 ( 福武文庫 )


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