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  ( 2014-09-27 )   山下達郎 : TOPページ


  1990年代、日本でちょっとした 「 ソフト・ロック 」 のブームがありました。

ソフト・ロックの研究でおなじみの音楽誌 「 VANDA 」 からは、1996年に究極のソフト・ロック・ガイド
ブック 「 ソフト・ロック A to Z 」 が出版されました。

1999年には改訂版 「 ソフト・ロック A to Z ‐New Edition‐ 」、2002年には完全改訂版 「 ソフト・ロック
‐The Ultomate‐ 」 も出版されました。


“ ソフト・ロック ‐The Ultomate‐ ” の詳細はこちらから

ソフト・ロック The Ultomate


実は自分の一番好きな洋楽のジャンルが この 「 ソフト・ロック 」 でして、自分も改訂のたびに買い
なおして レコード・CD購入の際には、度々参考にさせてもらいました。


「 主に1966年以降 1975年頃までの、メロディとハーモニーが中心の、心地良いポップ・ミュージック 」
といった定義付けで研究・出版された 「 ソフト・ロック A to Z 」 でしたが、少々違和感のある箇所も
あったりしました。

例えばですが ビーチ・ボーイズの 「 ペット・サウンズ 」 が、ソフト・ロックの名盤ということで 紹介され
ていたりとか … 何でもあり? 的なところも。

自分的にはソフト・ロックというと、アソシエイション、ハパース・ビザール、フィフス・ディメンション、ハプ
ニングス … etc、そういったグループが まずは頭に浮かびます。

… というか、それが普通じゃないでしょうか?  王道だと思います。

でも、本当に凄い本です。 よくぞここまで マニアックに調べ上げました。


で、その 「 ソフト・ロック A to Z 」 の初版が出版された 1996年から4年後の2000年には、日本版
「 ソフト・ロック in Japan 」 が出版されました。

ソフト・ロック的な作品を歌った日本人シンガーを、誌面で一挙に紹介しています。  ソロ・シンガー、
グループ、合わせて、約190組。


シュガー・ベイブのページと それ以降、達郎さんがソロになってからのページも含まれていますので、
ここで少々紹介してみたいと思います。


【 シュガー・ベイブ 】

・ 「 ソングス 」 は、日本のソフト・ロック第1号としても 評価されるアルバム

・ シュガー・ベイブが日本で初めて、コアな洋楽ファンをも唸らす ポップ・ミュージックを生み出した。

・ アルバムのハイライト・ナンバーである、「 Show 」 「 Down Town 」 「 雨は手のひらにいっぱい 」
  を書いて歌った山下のセンスは ずば抜けている。

・ 特に 「 Down Town 」 は、今から25年前の作品とは思えない 洒落たセンスが曲を覆っている。


【 山下達郎 】

・ 達郎に ソフト・ロックと意識して作った曲はないだろうが、結果としてソフト・ロックになった曲は
  数多くある。

・ ( Niagara Triangle Vol.1 収録の ) 「 パレード 」 の持つポップ・センスは この当時、達郎しか持ち
  得ない 優れたものだった。

・ ( Moonglow には ) 超弩級のソフト・ロックナンバー 「 愛を描いて ‐Let's Kiss The Sun‐ 」 が潜ん
  でいた。 華やかで爽やかでビートがある、ソフト・ロックの理想の曲が生み出された。

・ ( For You 収録の ) 最高のポップ・チューン 「 Loveland, Island 」 は、このアルバムの価値をさらに
  高めた。

・ ( Melodies 収録の ) 「 悲しみの Jody 」 の スリリングな歌とサウンドは、海外のソフト・ロック・
  ナンバーをも上回る 驚異的な曲だった。

・ ( Pocket Music からは ) 数あるソフト・ロック・ナンバーの頂点、「 土曜日の恋人 」 が生まれた。
  見事な転調が決まった華やかさ、メロディとサウンドに心奪われる 傑作中の傑作。



… 特に絶賛している曲についてを 抜き出してみました。


本誌全般を通して読んでみると、ソフト・ロックの観点から日本のポップスを見た時、下記の3人の
ミュージシャンを 最重要と評価しているようです。 ( あくまでも VANDA誌の評価です )


・ 大瀧詠一

「 日本のポップスをメロディだけでなく、サウンド的にも洋楽の、それも最高峰のレベルに高めた
   大瀧詠一は、日本ポップス史上の 最重要人物と言えるだろう 」


・ 山下達郎

「 日本のミュージシャンで曲、人気、そしてポップス面での貢献度と、すべての面で最高の存在が
   山下達郎だ 」


・ 村田和人

「 今回の日本のソフト・ロックの本の中心人物の1人ともいえるのが 村田和人だ 」



次いで評価されているのが 杉(真理)さんのように思えました。


大瀧師匠、達郎さん、村田さん … 自分が最も好きな 日本の三大ミュージシャンじゃないですか。

自分のひいき目で こなんことを書いてるわけではありません。 しつこいですが ソフト・ロックの観点
での、VANDA誌の評価です。


大瀧師匠が達郎さん(シュガー・ベイブ)をデビューさせて、そして達郎さんが村田さんをデビューさせて
… と、この繋がりも なにか納得できます。

自分の音楽の趣味性を、再確認できたような気もしました。


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