MELISSA MANCHESTER ( メリサ・マンチェスター )

1996年にシングルリリースされた「愛の灯～スタンド・イン・ザ・ライト」は、達郎さんとメリサ・マン
チェスターによるデュエットソングでした。

もともとこの作品は 1995年の暮れに、フジサンケイグループのキャンペーンソングとして作られた作品
です。

愛の灯～スタンド・イン・ザ・ライト c/w こぬか雨 ( LIVE )

愛の灯～スタンド・イン・ザ・ライト

( 作詞：メリサ・マンチェスター / 作曲・編曲：山下達郎 )

外国人女性シンガーとのデュエットでという先方からの依頼で、ワーナー所属のシンガーから誰かを
選ぶことになり、そこで達郎さんが選んだのがメリサ・マンチェスターでした。

「以前、彼女が来日した時に一度会っているし、アルト系のシンガーなので、自分の歌と喧嘩しなくて
   いいと思った。」

と達郎さんは申しております。

1980年代の来日公演の際、バックステージに達郎さんが訪ねて、一度顔を合わせているそうです。

少々、メリサのプロフィールについて、書いてみたいと思います。

■ 1951年、ニューヨークはブロンクスに生まれる。後にマンハッタンに移住する。

■ 15歳での時にCMソングを歌い、プロとしての活動を開始する。

■ 16歳から 2年間、チャペル音楽出版のスタッフ・ライターを務める。

■ ニューヨーク大学・芸術学部に入学。当時ポール・サイモンが講師を務めていた、ソングライター・
    コースの受講生となる。

■ クラブでピアノ弾き語りをしているところを、ベット・ミドラーとバリー・マニロウが見かけ、それが
    きっかけでベッドのバックコーラスを務める。

■ 1973年にアリスタから、レコードデビューを果たす。

代表曲としては、下記のような作品があります。

・ 1975年 / Midnight Blue ( 全米6位 )

・ 1975年 / Just Too Many People ( 全米30位 )

・ 1976年 / Just You and I ( 全米27位 )

・ 1978年 / Don't Cry Out Loud ( 全米10位 )

・ 1982年 / You Should Hear How She Talks About You ( 全米5位 )

1982年の “You Should Hear How She Talks About You” では、第25回グラミー賞・最優秀女性
歌手賞を獲得しています。

1985年には MCAにレコード会社を移籍。 1989年には Polygramへ。

そして1995年にアトランティック・レコードに移籍したことで、達郎さんとデュエットする機会が訪れたと
いうことですね。

一番最近では、2011年の6月に来日公演を行っているようです。

MELISSA MANCHESTER ： BILLBOARD LIVE TOKYO

オフィシャル・サイトはこちら。

Melissa Manchester | The official website

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