やっぱり 山下達郎が最高! - 山下達郎の大ファンである管理人が、山下達郎に関するあれこれを書いています。 |
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■ 洋楽の先生、達郎先生 ■ | Moonglows ( ムーングロウズ ) |
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( 2015-05-11 ) | 山下達郎 : TOPページ |
The Moonglows ( ムーングロウズ )。 アメリカ・クリーブランド(オハイオ州)出身の、5人組・黒人ドゥーワップ・グループです。 大変な実力派のグループです。 Bobby Lester ( ボビー・レスター ) と、Harvey Fuqua ( ハーヴィ・フークウェイ ) の、優れたボーカリスト が在籍していたことでも知られています。 力強く歌うのが、ボビー・レスター。 ブルージーにといいますか、まろやかといいますか、そういった歌い方をするのが、ハーヴィ・フーク ウェイ。 2人とも曲も書きますが、特にハーヴィ・フークウェイは、たくさん書いています。 ムーングロウズは、達郎さんが特別に敬愛する、ドゥーワップ・グループでもあります。 「 一番好きなボーカル・グループを3つ挙げろと言われたら、必ずその1つとして、ムーングロウズを 選ぶ。」 「 ムーングロウズは、曲が良く、演奏も歌も素晴らしく、ハーモニーも上手い。」 「 とにかく自分は、ムーングロウズが大好き。」 といったことを、ご本人が申しております。 達郎さんはムーングロウズの作品を、何曲かカバーもしています。 一番新しいところでは、シーズンズ・グリーティングス収録の 「 JUST A LONELY CHRISTMAS 」。 ( 一番新しいといっても、1993年ですが ) オンスト1収録の 「 MOST OF ALL 」。 オンスト2収録の 「 TEN COMMANDMENTS OF LOVE 」。 そして、自主制作盤、ADD SOME MUSIC TO YOUR DAYS では、「 SINCERELY 」 をカバーしていま した。 下記から、これらの作品の、ムーングロウズの、オリジナルを試聴することができます。 ・ JUST A LONELY CHRISTMAS ・ MOST OF ALL ( 4曲目 ) ・ TEN COMMANDMENTS OF LOVE ( 14曲目 ) ・ SINCERELY ( 1曲目 ) 「 SINCERELY 」 「 MOST OF ALL 」 は、ボビー・レスター。 「 TEN COMMANDMENTS OF LOVE 」 「 JUST A LONELY CHRISTMAS 」 は、ハーヴィ・フークウェイ がボーカルを取っています。 「 ムーングロウズの曲は、本当は手を出しちゃいけない。」 「 ボビー・レスターも、ハーヴィ・フークウェイも、歌がすごくうまいから。」 「 でも、どうしても歌いたかった。」 といったことも、達郎さんは申しております。 ムーングロウズの経歴を少々。 簡単に。 ・ 1952年、クリーブランドのクラブで歌っていたところ、DJの アラン・フリード の目に止まり、 フリードがマネージャーとして、グループに加わる。 ・ 1953年、フリードのレーベル、CHAMPAGNE(シャンペーン)からレコードデビューを果たす。 が、成功はしなかった。 ・ 次に CHANCE(チャンス)と契約し、1953〜1954年の間に、5枚のシングルをリリース。 こちらでも成功はせず、レーベルも倒産してしまう。 ・ 今度はシカゴの CHESS(チェス)と契約し、1954年に 「 SINCERELY 」 をリリース。 翌年、R&Bチャート1位を記録する。 ・ 1955年の 「 MOST OF ALL 」 も R&Bチャート5位を記録し、全国的にも名前が拡がる。 その翌年くらいから、アラン・フリードはグループを離れていく。 ・ 1959年、ボビー・レスターがグループを脱退。 グループも分解。 ・ 同じく1959年、ボーカル・グループ Marquees ( マーキーズ ) がムーングロウズ入りし、ハーヴィ& ムーングロウズが誕生。 ・ シングルを数枚リリースするが、ハーヴィ&ムーングロウズは1960年に解散。 マーキーズには、若き日のマーヴィン・ゲイがメンバーとして在籍していましたので、マーヴィンもその まま、ハーヴィ&ムーングロウズの一員となりました。 1959年リリースの 「 Mama Loocie 」 では、マーヴィンがリードボーカルを取っています。 話変わりますが、達郎さんは、ハーヴィ・フークウェイに会ったことがあるそうです。 1988年、スモーキー・ロビンソンの日本公演の際に、秘かにハーヴィが同行していたらしくて。 達郎さんがスモーキー・ロビンソンにサインをいただいていると、その横にハーヴィがいたということ です。 結構、話が盛り上がったりして、ちょうど持っていたオンストを差し上げたりもしたとか。 後日、日本のRCAにハーヴィの知り合いがいたので、達郎さん保有のハーヴィのシングルを渡して、 サインもしてもらったと。 帰国後には、オンストをいたく気に入ったと、アメリカから手紙も届いたそうです。 そのハーヴィ・フークウェイは残念ながら、2010年に亡くなってしまいました。 ハーヴィ意外のオリジナル・メンバーも、すでに全員亡くなっています。 The Moonglows コメントは こちらから |
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