「ナイアガラ・ムーン」の滝の音

( ※参照 )

大滝詠一「ナイアガラ・ムーン」 40th Anniversary Edition CD ＆アナログ / '15/7/29リリース決定！

… ということで、シュガーベイブの「ソングス」 40th盤がリリースされる同じ7月に、大滝さんの「ナイ
アガラ・ムーン」 40th盤もリリースされることが決定しています。

その「ナイアガラ・ムーン」ですが、シュガーベイブがナイアガラ・レーベルに在籍していた時期という
こともあって、達郎さんもいろいろと、レコーディングに関わっています。

・「三文ソング」の、大滝さんと2人での、やる気のなさそうなコーラス。（笑）

・「ロックン・ロール・マーチ」の、マーチ部分のアレンジ。シンバルも鳴らしています。

・「福生ストラットパートⅡ 」のコーラス ( 山下、大貫、上原、銀次、助川 )。出だしの大きな笑い声
も、達郎さんです。川＾□＾）ｗｗ

・「サイダーメドレー」のコーラス ( シュガーベイブ )。

・そして「ナイアガラ・ムーン」の、華麗なストリングス・アレンジ。

最後の「ナイアガラ・ムーン」には、大きく滝の音がダビングされていますが、この滝の音を録音して
きたのも達郎さんでした。

当初、大滝さんは滝の音を入れるつもりはなかったのですが、明け方にミックス・ダウンをしていると、
達郎さんが後ろからやって来て …

山下「大滝さん、滝の音がないとだめだよ」

大滝「いや、明日（マスターを）入れなきゃだから」

山下「じゃあ、これから録りに行くから」

と、朝の中央道を飛ばして、白糸の滝へ。 ( アシスタントエンジニアの助川（健）さん、ナイアガラ事務所
の前島（邦昭）さんと3人で )

達郎さんは、なるべく滝に接近して音を録ろうと、腰くらいまで水に浸かって頑張ったらしいです。

この辺の話は、2005年のサンソン・新春放談でも話が出ていました。下記リンクから試聴することが
できます。 ( 43:00 くらいから )

サンデーソングブック新春放談 2005 ( ニコ動：視聴にはログインが必要です )

で、2005年にリリースされた30th盤には、ボーナス・トラックとして「ナイアガラ・ムーン」のインストが
収録されましたが、このインストの滝の音がフェードアウトする間際に、何か言っている達郎さんの声が
入っています。

「あぁっ！ふふふ … 」みたいに聞こえますが … 5月ということでしたので、水が冷たくて思わず叫ん
でしまい、そのあとで苦笑い？といった感じでしょうか？

しかし新春放談は、本当に楽しかったですね。もう聴けないのは、改めて残念 … 。

・ 「ナイアガラ・ムーン」 40th Anniversary Edition

・ 「ソングス」 40th Anniversary Edition

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