過去の「山下達郎×大貫妙子」シュガーベイブ対談

ワーナーミュジック・スペシャルサイトの、達郎さんと大貫妙子さんのスペシャル対談、もう、ご覧になら
れました？

‐約20年ぶりのスペシャル対談‐ 山下達郎×大貫妙子

「約20年のぶりスペシャル対談」といった副題がありますが、その約20年前に行われた対談という
のは、「山下達郎 Sings Sugar Babe 」のライブが開催された1994年。 ( 同年に“SONGS”が、初めて
オリジナルマスターでCD化された )

当時のパンフレットに、その対談が掲載されました。

対談の中で、お二人のこんなやりとりがありました。

大貫：シュガーベイブの想い出ってさ、叱られていた記憶しかない（笑）。歌が不安定だとか、ハモって
         ないだとか。

山下：すいませんね（笑）。

- - - - - - - - - - - - - -

大貫：ギターは3人も要らないという理由だけでね。私は、当時ギターで歌ってたんだけど、ピアノに
         変えられた（笑）。ピアノは、子供の頃に習った程度だったから、ちゃんとバッキングするのが
         精一杯でね、とても自分の何かを表現するというところまでいかない。

話は飛びますが、2005年に「 SONGS 30th盤」がリリースされた際には、サンデーソングブックに
大貫さんがゲスト出演し、この時もお二人のトークが聴けました。

トークの一部に、こんなやりとりがありました。

大貫：あのアオイスタジオでさ、よくこうCMで呼ばれて行った時に、とにかく怒るんだよね、山下君が。
         “ハモってないだろ！”とか言ってね。

山下：若かったんだよ。

大貫：スタジオの中で大ゲンカになっちゃって。

山下：若かったんだ（笑）。

大貫：スポンサーのいる前でね。もう私何度言われたかわかんない。“ダメだよそんなんじゃ”みたい
         な。もう、それがトラウマになっちゃって。

山下：すいませんね（笑）。

大貫： 30年間自分は歌がヘタだっていうさ（笑）。

山下：世の中恨んでたんだねあれ、やっぱりね。

大貫：もう、ほんとに（笑）。

山下：トラウマの塊だったっていうかね。今から考えると。

大貫：そう？

山下：そういう10代の時のトラウマだね。

大貫：そう。私はもう山下さんにもう怒られたことがトラウマになっちゃって、どんどん声がちっちゃく
         なっちゃった（笑）。

山下：すいませんね（笑）。

大貫：（笑）ほんとだよ。やっとね、10年くらい前に抜け出せたのよ、そのトラウマの呪縛から。

サンデーソングブック 2005.5.8 / Sugar Babe “Songs” 30th Anniversary Special 2

… 大貫さん、相当責めてます。達郎さんはバツが悪そうです。（＾＾；

で、今回の40thスペシャル対談でも …

大貫：山下君がギターになったらギター弾きが3人になっちゃうから、中学の時からずっと弾いてた
         ギター私にやめさせて、キーボードをやれって言うのよね。

山下：女の子はギターより、キーボードの方が格好いいってイメージだったんだよな。それで無理やり
         説得して。

大貫：ひどい、どれだけ苦労したか。それなのに、ずいぶん怒られた。リハーサルのときとか、怒られ
         っぱなし（笑）。

山下：すいません。若気の至り。もう責めないで（笑）。

今回はついに、達郎さんから泣きが入りました。「もう責めないで」。

大貫さんは、達郎さんに怒られたことと、無理やりピアノをやらされたことを、相当根に持っているよう
です。ｗ

10年後に「 50th Anniversary 」があって、もしまた、お二人が対談するようなことがあったりしたら …
その時もやっぱり、達郎さんは責められるのでしょうか？（笑）

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