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■ 関係各位 ■   竹内まりやさん


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  ( 2015-09-19 )   山下達郎 : TOPページ


  達郎さんの関係各位といいますか … 奥様ですが。


達郎さんとまりやさんが結婚されたのは1982年4月ですから、もう33年以上が経過したことになります。

しかし本当に、仲がいいというか、相性がいいというか、波長が合うというか。

離婚とか、絶対ありえないでしょうね。(失礼)


「 理想の有名人夫婦ランキング 2014 」 ( 明治安田生命調査 ) でも、総合ランキングで8位に選ばれ
ました。

 →  【 理想の有名人夫婦ランキング 2014 】


で、まりやさんについてですが、ディスコグラフィーを知りたければ Wikipedia なんかが便利ですが、
生い立ちとか、もうちょっとまりやさんの私的な部分についてを知りたければ、やっぱりこの本がいい
んじゃないでしょうか。


インプレッションズ


1994年の10月に発売された “ フォト&エッセイ集 「 インプレッションズ 」” 。

カート・マーカス氏の撮影による、まりやさんのフォト + まりやさんご本人によるエッセイ + 代表曲
20曲分の歌詞から構成された本です。

全173ページ。


20の項目について、まりやさんがエッセイを書かれていますが、せっかくですので各項目、ちょっとだけ
内容を紹介してみたいと思います。

約21年前に発売された本ですし、営業妨害にもならないと思いますので … (笑)


< まえがき >

・ メディアにあまり登場しない活動形態を選んだために、もしかしたら私のパブリック・イメージは、実像
  からどんどん離れて、望みもしない神秘のヴェールとやらに包まれていくのでは、という縣念を捨てる
  意味においても、又、このようにしか活動できない私の実情を皆さんにわかっていただくという意味に
  おいても、この本が多少なりとも役に立ってくれるであろうことを願っています。


【 大家族 】

・ 兄弟は私を入れて6人。8人家族というのは、さすがにあの頃の田舎でも珍しかったと思う。

・ 大家族で育った私なのに、自分の子供が1人だけっていうのは、ちょっと淋しい気もする。

・ ほんとは、達郎にそっくりな男の子も見てみたい気もする。


【 一等賞 】

・ ゲームとかトランプでも、負けると絶対そこでは終わらないタイプだった。

・ マラソンなんかでも、どんなに苦しくても、「 1番取りたい! 2番より1番がいい! 」 っていう。


【 雑誌 】

・ 雑誌が運んでくれた夢というのは、はかり知れない。

・ 「 りぼん 」 や 「 なかよし 」 から、そうのうち 「 マーガレット 」 「 少女フレンド 」 みたいな週間もの
  が出てくる。

・ それが 「 週刊セブンティーン 」 や 「 ティーンルック 」 へ変わっていって、今度は次第に 「 アン
  アン 」 「 ノンノン 」 に移っていく。


【 ビートルズ 】

・ (中学の頃)多少はときめきを感じるような男の子もいないわけじゃなかったけど …

・ 結局 「 ジョンの方がすてき 」 とか 「 どうしてポールみたいな子がいないのかな 」 なんて、現実
  離れした世界を彷徨っていた。


【 初恋 】

・ (高校生の時のボーイフレンドとは)3年の時、私がアメリカ留学することになって、結果的にはせっ
  かく芽生えたティーンエイジ・ラブも終わりを迎えることになった。


【 留学 (前編) 】

・ AFS(アメリカン・フィールド・サービス)という名の公費留学サービスがあることを知って、これにしよ
  うって決めた。

・ (難関の試験に合格し)イリノイ州のロック・フォールズという中西部の小さな街で、ウォードさんという
  一家の娘として、1年間を過ごすことになる。


【 留学 (後編) 】

・ 言葉が違ったって、基本的に人間が感じたり考えたりすることは同じなんだという結論を、実際の
  体験を通じて見出せたのは非常に大きかったけど …

・ 同時に、人生を深いところで分かち合っていくためには、やはり自分の生まれて育った国の言語で
  しか絶対に言い表せないことがある、という事実も、私なりに分かった気がした。


【 大学時代 】

・ (慶応の軽音サークルの新人歓迎会に行って)10数組のバンドが演奏したんだけど、その中でピー
  プルっていうバンドの演奏したオリジナルがすごく印象に残った。

・ “待ちぼうけ” っていう、そのカッコいい曲を作って歌ってたのが、杉真理さんだった。

・ そのうち杉さんから 「 うちのバンドでキーボードやらない? 」 って言われて、念願のピープルの
  一員になれた時は、ほんとに嬉しかった。

・ (コンテストにもよく出るようになり)他のいろんなバンドの演奏を聴くのも楽しみで、杉さんと2人で
  「 ねえ、あの佐野元春っていう人の “バイバイ・Cボーイ” って曲、いいよね 」 なんて話したり。


【 恋愛 】

・ (1学年上の彼と)2年目を過ぎるあたりから、わけもなくつまらないことでケンカになったりした。

・ 恋に落ちた男女がたどるプロセスのようなものを、その頃、私なりに学んだような気がする。


【 デビュー 】

・ デビューが、ちょうどレコード会社が経営の立て直しを図ろうとしてた時期と重なったために、なんか
  私がいち押し新人みたいになった。

・ そうなると、テレビのブッキングやら賞レースやらが待ち構えていて、次第に忙しくなっていって、私も
  否応なしにそういう仕事を受け入れざるを得ない状況になった。


【 アイドル時代 】

・ いわゆる歌番組だけならともかく、情報番組の司会のアシスタントをいきなりやらされたり、芸能人
  運動会に出たり、かなりいくとこまでいっちゃってた。

・ (たくさんの悩みを抱え込んでいた時期)最終的に、一番頼りになる相談係が達郎だった。


【 山下達郎 】

・ (楽屋にあいさつに行って達郎さんに手帳を出してサインを求めたら)「 君ねえ、まがりなりにも、
  これからデビューしてプロの歌手になろうって人が、同業者に対して気安くサインなんてもらっちゃ
  いけないんだ! 」 。

・ 「 どうしてですか? 」 って聞いたら、「 君だってデビューしたらこういうことを自分自身がしなきゃ
  いけない立場になるんだからね、僕はそういうの嫌いなんだよ 」 。

・ (セカンドアルバム制作後くらいから)私がコンサートをすると彼が観に来たり、花をくれたり、逆に
  私が彼のコンサートを観に行ったり、そういう交流をひんぱんにするようになっていった。

・ (明け方、レコーディング後)彼がちょうど車を買い換えたばかりだから私を送ってくれるというので、
  真っ赤な新車に乗っけてもらった。

・ 道がガラ空きですぐ着いちゃいそうだったので、「 もっとドライブしようよ 」 って、結局、朝の首都高速
  を2時間くらいグルグル走った。

・ ドライブしながら突然彼が生い立ちを話し始めた。「 実は僕はこうこうで … 」 という調子で。

・ 彼がなんであの時、生い立ちを唐突に語り始めたのかはわからない。今、尋ねてみても 「 そんな
  こと話したっけ? 」 。


【 結婚 】

・ 披露宴が全部終わったあと、自分は絶対に愛妻家にらるからとつぶやいた彼の言葉が、涙が出る
  ほど嬉しかった。(今でも、根本的な優しさは何ひとつ変わらない)

・ 新婚早々たった1回だけ大ゲンカした記憶がある。(犬を飼う、飼わないの件で)

・ 土下座して 「 一生この犬の面倒を見て、散歩だってなんだって絶対あなたには負担をかけないから
  置いてやって下さい 」 って懇願しておきながら、今や彼がしっかり犬の散歩係。


【 ライヴ 】

・ 私をライヴから遠ざけた原因のひとつは山下達郎にある。あの人のライヴ観たら、もうやる気なくす
  もん(笑)。

・ 休業後、ライヴをやらなくなったのは、やはり出産と育児で物理的精神的に無理だったというのが
  一番の理由。


【 休業 】

・ 休業していた約2年半の間は、私の人生の中で最も自由な時代と呼べるかもしれない。

・ はっきり言って、午前中に起きたことはほとんどなかった(笑)。

・ いよいよ休業明け第1弾のアルバム 「 ヴァラエティ 」 のレコーディングがスタートするわけなんだ
  けど、このアルバムはほんとの意味で自分のデビューアルバムになったような気がする。


【 出産 】

・ (妊娠していると診断された日、ツアー中の達郎さんから夜電話がかかってきた時)「 できたよ 」
  って言ったら 「 何が 」 って聞くから 「 赤ちゃん 」 って答えた。

・ そしたら一瞬、間があって 「 え〜っ、うっそ〜!! 」 なんて焦ってんの。(笑)

・ 「 オレ、身に覚えがないよ 」 だもん。頼むよ。(笑)


【 ダイエット 】

・ 出産直前になんと16キロも太ってしまって 「 これはヤバいな 」 と思った時にはあとの祭り。(60キロ
  をはるかにオーバーしてた)

・ 赤ちゃんが生まれて、かなりエネルギーを消耗したはずなのに、落ちた体重はたったの5キロ。


【 子育て 】

・ 出産が想像をはるかに越えた至福の体験だったのと同じくらいに、子供を育てていくプロセスの
  ひとつひとつが、こんなに面白いことだったとは、予想外の発見だった。

・ 達郎自身も育児にはほんとに協力的だったから、いわゆるマタニティ・ブルーには落ち込まずに
  済んだ。


【 リクエスト〜クワイエット・ライフ 】

・ (初めは今まで他人に書いた曲を集めて、ミニ企画アルバムを作ろうかという話が出たが)以前に
  単発でドラマの主題歌として出してたシングルや映画の挿入歌なんかを集めると、1枚ちゃんとした
  オリジナル・アルバムを作れるだけの楽曲がそろったんで、 「 リクエスト 」 を出すことが決まった。

・ 「 クワイエット・ライフ 」 というタイトルのこのアルバムは、ことのほか同世代の人達への想いを意識
  して作った作品が多いかもしれない。


【 インプレッションズ 】

・ (インプレッションズ収録の15曲を一通り聴いてみて)改めて自分の音楽スタイルが変わっていない
  ことに気づかされる。

・ いつもレコードを作る時には、10年たっても古くならないものを目指しているけれど、「 普遍性 」 と
  いうことに対するこだわりがどの曲にもしっかり根付いているところを見ると、私ってやっぱり頑固なの
  かなあ。(笑)


< カート・マーカスからの手紙 >

( 写真を撮影した、カート・マーカス氏(Kurt Markus)からの、まりやさんへの手紙 )


< あとがき >

( この本の編集・発行人である、渋谷陽一さんによるあとがき )


フォト&エッセイ集 「 インプレッションズ 」 についての詳細


この本を読んで、個人的にポイントだったのは、まりやさんの身長が166cmであることが判明したこと。
(笑)

1995年以降についても読んでみたいです。

パートUとか、出してもらえませんかね?  いつか。


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