やっぱり 山下達郎が最高! - 山下達郎の大ファンである管理人が、山下達郎に関するあれこれを書いています。 |
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■ グッズ / コレクション ■ | レコードマップ '06-'07 |
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( 2016-08-01 ) | 山下達郎 : TOPページ |
レコードコレクターならきっとご存じの 「 レコードマップ 」 誌。 日本全国のレコード・CDの中古盤・輸入盤販売店を、地図付きで紹介している本です。 小さいお店はたくさん載っていますが、タワーとかHMVとか、そういった大きいところは載ってません。 ( ディスクユニオン、レコファンなんかは載っている ) 1986年の創刊以降、ほぼ毎年最新版が発行されてきましたが、2012-2013版が最終版となって しまいました。 ( ※ しかし今年に入って “読者の声に応えて帰ってきました!!” ということで、2015年版 ている ) そのレコードマップ誌の創刊から20周年に当たる 「 2006-2007年版 」 の巻頭には、達郎さんが 登場。 「 レコードマップ発刊20周年記念 Special Interview 」 といったタイトルで、10ページに渡るロング インタビューが掲載されています。 レコードコレクターといえばやっぱり達郎さんですから (^^; アニバーサリーのゲストにはピッタリで しょう。 インタビューの内容を、いくつか下記に紹介してみたいと思います。 レコードマップ '06-'07 ![]() 【 レコードマップ発刊20周年記念 : 山下達郎 Special Interview 】 ・ レコードマップが知られるようになって、個人の秘密の店というのがなくなって、レコードの値段も 上がりましたよね。影響力あるんですよ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 若いころはバーゲンに行くときは必ず ゴム引き軍手持参 で、これを使うと両手で箱2つ同時に チェックできる。 ・ シングルは箱の後ろから、アルバムは前からが鉄則。シングル掘るのは得意ですよ。誰にも 負けない。(笑) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ ノーザンソウルとかドゥーワップとかは、買う3分の1ぐらいがコンピレーション盤なので、そのまま ではレコード棚の AtoZに入らないから、コンピ盤は事務所のスタッフに入力してもらってデータ ベース化しています。 ・ そうしないと、曲を探すとか、プロデューサーから探すとかが難しくて、コレクションとリンクさせる 整理に3年以上かかりましたね。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 本当に好きなものは洋邦盤全部ありますが、邦盤はジャケットとか帯という要素だけで、音という 点ではダメ。 ・ US盤が音のガッツがあって好きなんです。なにしろ、高校の頃は持っているレコードの半分以上 がアトランティックだったものでね。(笑) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 初めて自分で買ったレコードは 「 (The) Ventures In Space への扉を開いてくれた。 ・ 小6の時の音楽の先生が僕をひいきしてくれて、鼓笛隊に無理矢理入れられたんです。 ・ その頃は天文学にも興味があったので、中学に入って希望クラブに 「 科学部 」 って書いて出そう としたら、前に座っている男子2人が 「 ブラスバンド部 」 って書いていた。 ( 達郎さんも 「 ブラスバンド部 」 に書き直して出した ) ・ ここでしたね、人生の転機は。科学部に行ってたら、絶対に音楽を仕事にはしてなかった。 ・ 最初に買った 「 (The) Ventures In Space 」 は、自分の宇宙好きの願望とベンチャーズが合わ さったんですよね。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ ラスカルズの 「 Once Upon A Dream ・ 日本盤はジャケットがまったく違っていて、どうしても外盤が欲しくて … アルバムが1800円の時代 に2700円払って、3ヵ月船便を待った。 ・ これが届いた時はしばらく眺めて、日本では僕しか持っていないという自己陶酔。(笑) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ カーティス・メイフィールドの 「 日本盤を買いました。買ったのは76年。 ・ 今でも聴きますよ。というか、本当に煮詰まった時はこれしか聴けない。 ・ 僕はよく言うんですが、例えば片手が切り落とされたとか盲腸の時には音楽なんて聴けない。 同じ意味で精神的に落ち込んだ時に聴ける音楽って、実は両手にも満たないんです。 ・ そういう意味で僕の心情と一番合うんです。A面の流れはホッと救われる。僕にとっては念仏に 近い。 ・ このカーティスと、アイズレー・ブラザーズの 「 です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 僕は老後に聞くのはドゥーワップって決めている。ドゥーワップは本当の意味で心とリンクしている 音楽だから。なぜかは分からないけど。 ・ 僕のコンサートの開演前、客入れの30分間は、25年以上ドゥーワップをかけているんですが、 それは自分のためでね。 ・ 集中力が整って、モチベーションが邪魔されない。ステージに立つ時に平常心で出て行ける。僕に とってドゥーワップはそういう価値のある音楽なんです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 僕は中・高からいわゆるベスト10ヒットにはまったく興味がなくて、チャートの30・40位台が一番 好きだった。マイナー好みの性格なんですよ。 ・ 知らない曲のシングル盤を見る時は、まず作曲家を見る。次にアレンジャー、プロデューサーを見る。 僕はソングライターおたくなんです。誰が歌っているかは関係ない。 ・ ヒットしていない良い曲が手からこぼれ落ちるのが悔しくてしょうがないんです。(笑) それがこれ までの偽らざる心境ですね。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ・ 新譜の小売りでもつらい現在、どう考えてもアナログ盤はフェードアウトして行かざるを得ないように 思えます。 ・ レコードマップに載っているお店で連合作って、独自でサーバーを持って、自分たちの保有のリスト を掲げて、お客と共有するシフトを組んでいくしかないと思う。日本でも早くやるべきだと思う。 ![]() それともうひとつ。 ・ 今はそうだな、アナログが1万枚ちょっと、シングルはそれより多くて、CDが2万枚くらいですか。 といったことも申しておりました。 もちろん当時の、達郎さんのレコードコレクションの数のことです。 2006年の時点で、4万枚強のコレクション。 その10年後の2016年現在は、約6万枚まで増えているそうなので … 10年の間におよそ2万枚(!)増えたと。 そういうことになりますね。(汗) 単純計算でいくと、さらに10年後の2026年には、約8万枚まで増えているということです。 その頃には、今以上に充実した 「 サンデーソングブック 」 が聴けそうです。 (笑) 達郎さん73歳か。 きっと番組続いてますよね? そうそう、冒頭にレコードマップ誌は 「 2012-2013版 」 が一度は最終版になったと書きましたが、 実はその時にも達郎さんが再登場しています。 ![]() こちらも自分の手元にありますので、また次の機会に紹介してみようと思っていますが … いいや早く読みたいという方は こちら コメントは こちらから |
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