やっぱり 山下達郎が最高! - 山下達郎の大ファンである管理人が、山下達郎に関するあれこれを書いています。 |
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■ 関係各位 ■ | 細野晴臣さん |
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( 2018-02-25 ) | 山下達郎 : TOPページ |
達郎さんと細野さんは、昔からの知り合いではありますが、過去にそれほど深い関わりはなかった と思います。 が、昨年末に “ 星野源、細野晴臣、山下達郎による三者鼎談 ” のニュースが出てきましたので … ( 星野源、憧れの細野晴臣&山下達郎と鼎談 公式イヤーブック来年発売 - ORICON NEWS - ) 達郎さんと細野さんについてを、少々書いてみたいと思います。 達郎さんのインタビューでの発言を交えながら。 * * * * * * 達郎さんと細野さんが初めて顔を合せたのは、1973年の、はっぴいえんど解散コンサートの際 でしょう。 ( 大滝さんのステージに、コーラスでシュガーベイブが参加 ) コンサート数日前のリハーサルで、こんな出来事があったそうです。 (達郎) その時のキャラメル・ママは、その場に来ている風都市 ( = 音楽事務所 ) 関係者にとっては、もう カルト的な崇拝の対象みたいなところがあったんだね。 ( リハーサル・ルームで ) キャラメル・ママの演奏が一曲終わるごとに 「 フーッ 」 というため息に近い 声が出るわけ、部屋中に。 僕の隣に座って(伊藤)銀次が僕の耳元でさ、「 すごいよね、ね 」 っていうからさ、僕は 「 どこが そんなにすごいの、これ 」。 「 これ、要するにリズムパターンの連続じゃない。これから先はどうなる わけ? 歌はないの? 」 って聞き返した。 小さな声で話してたつもりだったんだけど、みんなシーンとしてるからさ、聞こえちゃってるわけよ(笑)。 それで、細野さんが僕に、怪気炎ってあだ名をつけたんだよ。なんだあいつはって。 (笑)。 * * * * * * 1975年には、ティン・パン・アレー ( 細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆 ) のファースト・アルバム 「 ( 月にてらされて / CHOO CHOO GATTA GOT 75 / JACKSON の3曲で ) 1976年には、細野さんのセカンド・アルバム 「 ( 蝶々-San 1曲のみ )。 (達郎) キャラメル・ママがバックをやった重要な仕事でのコーラスの半分くらいは、僕たちがやってるんじゃ ないかなぁ。 * * * * * * 1977年の達郎さんのセカンド・アルバム 「 SPACY 」 には、細野さんがベーシストとして参加して います。 (達郎) 細野さんとは、元はあまり交流もなかったんだけど、元シュガー・ベイブのマネージャーの 君がティン・パン・アレイにいたでしょ。 76年の初めに、長門君の結婚式で、細野さんと一緒に長崎に行ったんだよね。その時、4日間くらい 細野さんと一緒にいて、色々と話をして。 その時も、別に思い切りうちとけるという程ではなかったんだけど、でもまあ、その辺からかな。 - - - - - - ドラムとベースって、一見、ドラムの方が華やかでリードしているように見えるけど、実はベースの 方が重要でね。ベースがイニシアティブを握ってる方が、良いリズム・セクションの場合が多い。 ベーシストってキャッチャーなんだよね。ピッチャーの方が派手だけど、バッテリーは優秀なキャッチャー なしには成り立たないからね。夫婦と同じで、ベースは女房約だから。 細野さんはそういうところはすごいよ。ある意味、日本で最高のベーシストだよ。世界に出したって 遜色ない。 別のインタビューでも … 。 (達郎) 細野さんは、とにかく日本一のベーシストだと思ってた。 あの人は、Aのパターンが三回あったとしたら、一度として同じフレーズを弾かない。しかもそれほど 苦もなくやってのける。 ベースって、基本的に地味な役割なんだけど、曲をどのように解釈して、自分のアイデンティを打ち出す かということが、すごく問われる。 その点、細野さんは、ズバ抜けてると思う。 とにかく達郎さんは、ベーシストとしての細野さんを非常に高く評価しています。 最近のインタビュー ( と言っても 2015年ですが ) でも、下記のようなことを申していました。 ナタリー : 山下達郎が語る「 SONGS 」 40周年と大瀧詠一 ( 5ページ目 = 最終ページ ) にて。 (達郎) 大瀧さんがはっぴいえんどに入った頃はもう圧倒的に楽器演奏者の力が大きくて、ミュージシャンの 間では大瀧さんより細野さんのほうが評価が高かった。 とにかく細野さんは楽器の天才で、どんな楽器でも器用にこなせるんです。僕は今でもあの人のベース が日本一だと思うし。 * * * * * * 達郎さんから細野さんの名前が出ることはありますが、逆に細野さんが達郎さんの名前を出すことは 稀です。 その稀な中の1つ。 ( 古い話です ) 細野さんは、おもしろい夢を見る才能に恵まれた人だということで(?)、以前 「 ほぼ日刊イトイ新聞 」 に 「 細野晴臣夢日記 」 というコーナーを持っていました。 細野さんの夢の中に、達郎さんが出てきたんだそうです。 極北の音楽 : 細野晴臣夢日記 「 音に関することで何かと耳にする希有な音楽家 」 と、達郎さんを評していました。 * * * * * * その他に。 細野さんと達郎さんらは、1978年に、いっしょに事務所を立ち上げたことがあるそうです。 数ヵ月しか続かなかったそうですが、キングトーンズ への曲提供、クールスのアルバム は、その事務所での仕事だったそうです。 同じ1978年。 「 PACIFIC 」 というインストゥルメンタル・アルバムは、細野さん + 達郎さん + 鈴木茂さんの三者の 参加によって製作されたアルバムです。 このアルバムは、CBSソニーによる企画ものでした。 * * * * * * 「 星野源、細野晴臣、山下達郎 三者鼎談 」 が収録される、星野源イヤーブック 「 YELLOW MAGAZINE 2017-2018 」 は、一般書店では購入できません。 ( ネットショップも含む ) 購入できるのは、こちらだけのようです。 → YELLOW MAGAZINE 2017-2018 : A!SMART 現在予約受付中で、商品の発送は3月の中旬から下旬くらいになるそうですが … 自分的には、さすがにこれを買う気にはちょっとなれません(笑)。 ちなみに価格は税込み4000円。 タツローマニア ( FC会報 ) への、まるごと転載を期待しています。 w ・ 細野晴臣公式サイト : hosonoharuomi.jp ・ twitter 細野晴臣スタッフ公式アカウント : 細野晴臣_info コメントは こちらから |
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