山下達郎が参加したオムニバス・アルバム

達郎さんはオムニバス・アルバムへの参加は、あまり好きではないようです。

こちらにも書きましたが “十把ひとからげ” っぽいのが好きじゃないみたい。

それでも過去に、4枚のオムニバス・アルバムに参加しています。

ので、それらを紹介してみたいと思います。 ( 4枚でしたよね？ )

コーラスとかギターとか、サポート的な参加は除きます。

一番古いところでは、1978年にリリースされたインストゥルメンタル・アルバム「 PACIFIC 」。

全8曲中、達郎さんの作品は2曲収録。細野晴臣さんと鈴木茂さんの作品が、それぞれ3曲。

アレンジも各自が行っています。

PACIFIC

3. ノスタルジア・オブ・アイランド
- [ PART Ⅰ ] バード・ウィンド～ [ PART Ⅱ ] ウォーキング・オン・ザ・ビーチ -

7. キスカ

2曲の演奏メンバーは下記。

自分が持ってるのは CD選書盤。リマスター盤を買わなくては … 。

PACIFIC ( リマスター盤 )

次は、1979年にリリースされた「限りなく透明に近いブルー」。

これはオムニバス・アルバムというか、同名タイトル映画のサウンド・トラックです。

2. Groovin'

もちろん Rascals のカバーです。

以前こちらでも触れましたがこの「 Groovin' 」は、星勝さん ( 元モップス ) のアレンジによって
制作されたもので、アルバム/アルチザン収録のテイクとは別なもの。

達郎さんはボーカルのみを担当しています。 ( こちらで 1:30 ほど試聴が出来ます → Groovin' )

達郎さんの他には小椋佳さん、カルメン・マキさん、井上陽水さん、上田正樹さん … などが参加して
います。

このアルバム、自分は持っていないんです。たまに中古盤が出てきても、高くて手が出ません … 。

限りなく透明に近いブルー ( サウンド・トラック )

続いては 1998年リリースの「村上 "ポンタ" 秀一 / Welcome to My Life 」。

ドラマー・村上秀一さんの、デビュー25周年を記念してリリースされたアルバムです。

4. I've Got You Under My Skin

達郎さんのボーカルに、バカボン鈴木さんのベース、佐山雅弘さんのピアノ、ポンタさんのドラムで
演奏されています。

達郎さん以外にも、本当にたくさんの人たちが参加しています。

村上 “ポンタ” 秀一 / Welcome to My Life

最後は 1999年リリースの「服部克久 / 音楽畑16 」。

これは服部先生の音楽生活40周年を記念してリリースされたアルバムですが、達郎さんがアルバムの
発起人代表ということになっているようです。

1. Friends・Love・Believing ～ぬくもりをありがとう ( 作詞・湯川れい子, 作曲・編曲・服部克久 )

9. 煙が目にしみる ( Smoke Gets In Your Eyes )

「 1. Friends・Love・Believing 」は “We Are The World” じゃないですが、達郎さん・まりやさんを含む、
計18人のシンガーでパートを歌い分けています。

達郎さんは1番の出だしのパートを。まりやさんは2番の出だしのパートを歌っています。

これは珍しいです。こういったことは今後はなかなかないでしょうね。

「 9. 煙が目にしみる ( Smoke Gets In Your Eyes ) 」は、アルバム / シーズンズ・グリーティングスに
収録されたテイクに、4人のコーラス隊によるコーラスがところどころにダビングされています。

達郎マニアな方でしたら、持っておきたいところでしょう。

服部克久 / 音楽畑16

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