やっぱり 山下達郎が最高! - 山下達郎の大ファンである管理人が、山下達郎に関するあれこれを書いています。 |
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■ グッズ / コレクション ■ | Olive ( オリーブ ) : 1988年11月3日号 ( 140号 ) |
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( 2016-02-22 ) | 山下達郎 : TOPページ |
以前 こちら にも書きましたが、今年はもしかしたら、30周年には2年早いですが、「
僕の中の少年 」 のリマスター盤が出るかもしれません。 自分の手元にある Olive ( オリーブ ) : 1988年11月3日号 ( 140号 ) には、その 「 僕の中の少年 」 がリリースされた際の、達郎さんへのインタビューが掲載されています。 「 Olive 」 は女子ティーン向けのファッション雑誌でしたが、2000年7月に休刊。 その後、リニューアル復刊はしたものの、2003年6月に再度休刊しています。 で、内容ですが、音楽評論家・北中正和さんの文と、達郎さんへのインタビューで構成されています。 割かれたページは1ページのみ。 内容を紹介してみたいと思います。 【 Olive Music - 山下達郎インタビュー 】 「 いつも “1人” のためにうたってる。だからヘッドホンで聴いてくれるのがいちばん嬉しいね。」 ( 灰字 = 北中さんの文 / 緑字 = 達郎さんの発言 ) − 達郎さんの音楽のすばらしさは、作品のひとつひとつが、愛情をこめて、ていねいに磨きあげられ たものばかり、という点にあります。 最新アルバム 「 僕の中の少年 」 も、もちろん例外ではありません。 その昔、左甚五郎が作ったネコの木彫りは、まるで生きているようだと言われましたが、このアル バムでも、音符が元気なお魚みたく、ピチピチ跳びはねています。 それだけに、達郎さんがレコーディングに遣った神経も人一倍だったようです。 達郎 「 楽器にしても録音の機材にしても、自分の体や感覚にフィットするまで、けっこう時間がかか るんです。長年愛用してなじんでるギターが、もしなくなったら、どうしたらいいかわからなくなる それは、板前さんが土佐のカツオブシや紀州の梅にこだわるようなものかもしれませんね。 それに、いったん基本的な形ができたら、じっくり理想的なものに仕上げていくのが、ぼくの やり方だから、時間がかかるんです。 」 − 細部への徹底したこだわりがあるから、達郎さんの音楽には、コンピューターを使っていても、手 作り製品的なぬくもりが感じられるのです。 − 「 僕の中の少年 」 というタイトルからは、少年らしさにこだわったアルバムという印象を受けるかも しれません。 でも、このタイトル曲は、達郎さんが自分の中の少年に別れを告げるために作った曲。なんでも、 愛娘の目の輝きの中に、自分の中の少年が受けつがれるのを感じて、この曲を思いついたとか。 達郎 「 永遠の少年(少女)という言葉は、ひびきは美しいけど、一人の人間が生きていくには、きれ いごとだけじゃすみませんからね。 それより、ぼくは世代を超えた歌をうたいたいんです。人間はどこから来て、どこへ行くのかと、 ふと疑問を感じたりする気持ちって、年齢を超えて共通するテーマでしょ。 だから、いまぼくのアルバムを聴いてくれてるオリーブ少女には、結婚して子供が生まれたとき に、聴き直してみてほしいですね。きっと、このアルバムがちがったふうに聴こえると思います よ。」 − また、達郎さんは、このアルバムの聴き方について、おもしろいことを言っています。 達郎 「 ぼくのアルバムは、できれば家で一人で聴いてみて下さい。ぼくはいつも一人の聴衆に向かっ てうたってるつもりで音楽を作ってるんです。特に、ヘッドホンで聴いてもらうと、よさが最大限 に楽しんでもらえると思います。」 − レコーディングで音を確かめるときも、家で音楽を聴くときも、達郎さんは必ずヘッドホンを使うそう です。 街には聞き流せる音楽があふれていますが、たまには、こだわって耳を傾けたり、じっくりと音楽の 世界にひたりたい。「 僕の中の少年 」 は、そんな気持ちを誘うアルバムです。 「 僕の中の少年 」、みなさんも改めて、ヘッドホンで聴き直してみてはいかがでしょうか? それと 「 Olive 」 はファッション誌ですので、一応(?)達郎さんのファッションについても触れてい ます。 「 ジーンズはエドウィンのロンドン・スリム、スニーカーはコンバースを愛用。」 と。 これは、当時35歳だった達郎さんのファッションですが、さすがに現在コンバースは愛用していない でしょう。 (笑) ジーンズは エドウィン402 。 ですね。 コメントは こちらから |
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